2006 FLHX クラッチケーブル交換
本日 8月 12 ( 日 ) ~ 17日 ( 金 ) まで 夏季休業です。
ご予約頂いております作業のみ行います。
2006年式 ストリートグライド

カウル内部作業 続きです。

クラッチケーブルですね。
FLTR系モデルはカウル外部にクラッチケーブルが取りまわされており
カウルを取り外さずケーブル交換を行えますが
、FLH系モデルはカウル内部にケーブルが取りまわされているためケーブル交換は
カウルを取り外す必要が有ります。

今回の交換理由はオイル漏れです。
よくある トランスミッションサイドカバー に ケーブルを差し込む部分
からのオイル漏れです。
サイドカバー取外し

トランスミッション メイン ・ カウンターシャフトが見えます。
余談ですが 、後付けのバックギアは メインシャフトに 外部から
加工を施し取り付ける構造ですのでトラブルが多く TNTCYCLE
ではバックギアの取り付けは行いません。

サイドカバー内部です。
エボリューションモデル( 一部前期モデル除く ) から方式に変更は有りません。
新品ワイヤー


純正を使用します。
純正の中には 新車から装着されている物 、 カスタム感を出すための
メッシュホースが有りますが 、 機能を優先の場合 、 新車に取り付けられている
ケーブルがベターです。
新旧比較

下が新品です。
ケーブル被覆をカシメる部分がシッカリとしております。
旧式 (当時の純正) はカシメが甘いため オイル漏れが
多発します。

芯線には シリコンコーティングが施されており
レバー操作は軽く行えるようになります。

アジャスター部分は 錆びによるトラブルが多発しますので
ネジ山部分に シリコングリスを塗布します。
欲張って 塗り過ぎるとトランスミッションオイルがケーブルに逆流
してくるという 面白いトラブルが稀に発生します。

ケーブル取り付け部分に Oリングを取り付けます。

クラッチリリース機構の カバー側です。
分解ついでに清掃しておりますので 、馴染み良くするため
グリスを塗布します。

先程の部品を サイドカバーに置きます。
完全に固定はされません。

ベアリングです。
パチンコ玉 より少し小さい大きさです。

サイドカバーに乗せた リリース機構の凹み部分に
ベアリングを乗せます

クラッチケーブル側のリリース機構ですね。
レバーを握り 、ケーブルが引かれるとケーブル側リリース機構
が回転 ( 90°以内ですが ) し 、リリース機構のベアリングを
乗せた凹み部分の角度を利用し クラッチが切れるということになります。

ケーブル側リリース機構を ベアリングの上に乗せ

ケーブルと リリース機構を繋ぐ 両爪を使い

両部品を 繋ぎます。

リテイニングリングで

動き代だけ残し 、機構がバラバラにならないよう
ストッパーの役割といたします。

リリース機構を車体に戻し

クラッチ本体側を先に調整してから ケーブルの遊びを調整します。
カウル内作業完了

カウルを取り外す必要の有る作業を まとめて行えば
わずかですが 、作業工賃をおさえることが出来ます。
以下 明日に続きます。
harley-davidson ・オートバイの修理・カスタム・オリジナルパーツ販売店
TNTcycle
http://tntcyclekyoto.com
〒602-8164 京都市上京区十四軒町395
営業時間:AM 9:00 ~ PM 19:00
定休日 :火曜日
TEL :075-811-8882
FAX :075-811-8883
ご予約頂いております作業のみ行います。
2006年式 ストリートグライド

カウル内部作業 続きです。

クラッチケーブルですね。
FLTR系モデルはカウル外部にクラッチケーブルが取りまわされており
カウルを取り外さずケーブル交換を行えますが
、FLH系モデルはカウル内部にケーブルが取りまわされているためケーブル交換は
カウルを取り外す必要が有ります。

今回の交換理由はオイル漏れです。
よくある トランスミッションサイドカバー に ケーブルを差し込む部分
からのオイル漏れです。
サイドカバー取外し

トランスミッション メイン ・ カウンターシャフトが見えます。
余談ですが 、後付けのバックギアは メインシャフトに 外部から
加工を施し取り付ける構造ですのでトラブルが多く TNTCYCLE
ではバックギアの取り付けは行いません。

サイドカバー内部です。
エボリューションモデル( 一部前期モデル除く ) から方式に変更は有りません。
新品ワイヤー


純正を使用します。
純正の中には 新車から装着されている物 、 カスタム感を出すための
メッシュホースが有りますが 、 機能を優先の場合 、 新車に取り付けられている
ケーブルがベターです。
新旧比較

下が新品です。
ケーブル被覆をカシメる部分がシッカリとしております。
旧式 (当時の純正) はカシメが甘いため オイル漏れが
多発します。

芯線には シリコンコーティングが施されており
レバー操作は軽く行えるようになります。

アジャスター部分は 錆びによるトラブルが多発しますので
ネジ山部分に シリコングリスを塗布します。
欲張って 塗り過ぎるとトランスミッションオイルがケーブルに逆流
してくるという 面白いトラブルが稀に発生します。

ケーブル取り付け部分に Oリングを取り付けます。

クラッチリリース機構の カバー側です。
分解ついでに清掃しておりますので 、馴染み良くするため
グリスを塗布します。

先程の部品を サイドカバーに置きます。
完全に固定はされません。

ベアリングです。
パチンコ玉 より少し小さい大きさです。

サイドカバーに乗せた リリース機構の凹み部分に
ベアリングを乗せます

クラッチケーブル側のリリース機構ですね。
レバーを握り 、ケーブルが引かれるとケーブル側リリース機構
が回転 ( 90°以内ですが ) し 、リリース機構のベアリングを
乗せた凹み部分の角度を利用し クラッチが切れるということになります。

ケーブル側リリース機構を ベアリングの上に乗せ

ケーブルと リリース機構を繋ぐ 両爪を使い

両部品を 繋ぎます。

リテイニングリングで

動き代だけ残し 、機構がバラバラにならないよう
ストッパーの役割といたします。

リリース機構を車体に戻し

クラッチ本体側を先に調整してから ケーブルの遊びを調整します。
カウル内作業完了

カウルを取り外す必要の有る作業を まとめて行えば
わずかですが 、作業工賃をおさえることが出来ます。
以下 明日に続きます。
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TNTcycle
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